秋の体調変化
秋になると涙もろくなる? その理由と、からだの変化
秋になると、
なんとなく気持ちが沈む。
涙もろくなる。
肩・首こりが酷くなる。
眠りが浅い。
疲れが抜けにくい――。
こんな変化を感じませんか?
秋は、夏から冬へ向かって気温や湿度、日照時間が変化する季節です。
こうした環境の変化は、気分だけでなく、呼吸や体温調節、筋肉の緊張、睡眠など、からだのいろいろなところに影響します。
秋は、からだが環境の変化に対応する季節
秋になると、朝晩の気温が下がり、昼との寒暖差も大きくなります。
体はそのたびに体温を調節する必要があるため、自律神経の働きも忙しくなります。
とくに山梨では、秋になると朝晩の冷え込みがはっきりしてきます。
昼間は薄着で過ごしても、朝晩は思った以上に身体が冷えていることも。
冷えを感じると、体は熱を逃がさないように血管を収縮させたり、筋肉を緊張させたりします。
そのため、
・首や肩がこりやすい
・背中が張る
・手足が冷える
・朝、体が動かしにくい
といった変化がでてくることがあります。
乾燥すると「呼吸」にも変化が起こります
秋は空気が乾燥し始めるため、喉や鼻、皮膚の乾燥も気になりやすくなります。
鼻や喉の粘膜が乾燥すると、呼吸がしづらく感じたり、咳が出たりすることもあります。
また、鼻や喉に違和感があると、無意識に呼吸が浅くなったり、胸や首まわりに力が入ってしまうこともあります。
呼吸は、肋骨や胸郭、横隔膜だけでなく、首や肩まわりの筋肉とも関係しています。
「最近、肩がこるな」と感じていたら、筋肉だけでなく、呼吸の状態にも目を向けてみるとよいかもしれません。
「疲れが抜けない」背景に睡眠の変化も
季節が変わると、眠る時間や寝具、室温なども変わります。
朝晩の冷え込みに対して寝具が合っていなかったり、逆に暑さが残っていたりすると、睡眠の質に影響することがあります。
眠りが浅くなると、翌日の疲労感だけでなく、痛みや筋肉のこわばりを強く感じることもあります。
「肩こりがひどくなった」と感じても、肩だけの問題とは限りません。
睡眠、呼吸、冷え、姿勢、日中の活動量など、いくつかの要素が重なっていたりします。
秋の「気分の揺れ」も、からだに影響が。。
秋は日照時間が短くなり、生活リズムや睡眠に変化が起こりやすい時期です。
そのため、気分が落ち込みやすくなったり、いつもより感情が揺れやすく感じることがあります。
「気持ちの問題」と片づけるのではなく、
眠れているか
呼吸は浅くなっていないか
体が冷えていないか
肩や首に力が入り続けていないか
そんな身体の状態も一緒に見てみましょう。
秋は「小さな変化」に気づく季節
東洋医学では、秋は「収める季節」と考えられています。
夏のように外へ向かって活動する時期から、少しずつ冬に向けて、からだも変化していきます。
乾燥、冷え、呼吸、睡眠、筋肉の緊張。
どれも影響し合っています。
首や肩を冷やさない。
ゆっくり大きく息を吐く。
朝、身体を急に動かさず、ゆっくり伸ばす。
そんな小さなことでも続けてみると、身体は変化します。
「いつもと少し違うな」と感じたら、からだに目を向けてみてください。
秋の変化を感じながら、冬に向けて少しずつからだを整えていきましょう。