2026-10-08 12:20:00

秋の体調変化

秋になると涙もろくなる? その理由と、からだの変化

 

秋になると、

なんとなく気持ちが沈む。

涙もろくなる。

 

肩・首こりが酷くなる。

眠りが浅い。

疲れが抜けにくい――。

 

こんな変化を感じませんか?

 

秋は、夏から冬へ向かって気温や湿度、日照時間が変化する季節です。

こうした環境の変化は、気分だけでなく、呼吸や体温調節、筋肉の緊張、睡眠など、からだのいろいろなところに影響します。

 

秋は、からだが環境の変化に対応する季節

 

秋になると、朝晩の気温が下がり、昼との寒暖差も大きくなります。

 

体はそのたびに体温を調節する必要があるため、自律神経の働きも忙しくなります。

 

とくに山梨では、秋になると朝晩の冷え込みがはっきりしてきます。

昼間は薄着で過ごしても、朝晩は思った以上に身体が冷えていることも。

冷えを感じると、体は熱を逃がさないように血管を収縮させたり、筋肉を緊張させたりします。

 

そのため、

・首や肩がこりやすい

・背中が張る

・手足が冷える

・朝、体が動かしにくい

 

といった変化がでてくることがあります。

 

乾燥すると「呼吸」にも変化が起こります

 

秋は空気が乾燥し始めるため、喉や鼻、皮膚の乾燥も気になりやすくなります。

鼻や喉の粘膜が乾燥すると、呼吸がしづらく感じたり、咳が出たりすることもあります。

また、鼻や喉に違和感があると、無意識に呼吸が浅くなったり、胸や首まわりに力が入ってしまうこともあります。

 

呼吸は、肋骨や胸郭、横隔膜だけでなく、首や肩まわりの筋肉とも関係しています。

「最近、肩がこるな」と感じていたら、筋肉だけでなく、呼吸の状態にも目を向けてみるとよいかもしれません。

 

「疲れが抜けない」背景に睡眠の変化も

 

季節が変わると、眠る時間や寝具、室温なども変わります。

朝晩の冷え込みに対して寝具が合っていなかったり、逆に暑さが残っていたりすると、睡眠の質に影響することがあります。

 

眠りが浅くなると、翌日の疲労感だけでなく、痛みや筋肉のこわばりを強く感じることもあります。

「肩こりがひどくなった」と感じても、肩だけの問題とは限りません。

 

睡眠、呼吸、冷え、姿勢、日中の活動量など、いくつかの要素が重なっていたりします。

 

秋の「気分の揺れ」も、からだに影響が。。

 

秋は日照時間が短くなり、生活リズムや睡眠に変化が起こりやすい時期です。

そのため、気分が落ち込みやすくなったり、いつもより感情が揺れやすく感じることがあります。

 

「気持ちの問題」と片づけるのではなく、

眠れているか

呼吸は浅くなっていないか

体が冷えていないか

肩や首に力が入り続けていないか

そんな身体の状態も一緒に見てみましょう。

 

秋は「小さな変化」に気づく季節

 

東洋医学では、秋は「収める季節」と考えられています。

夏のように外へ向かって活動する時期から、少しずつ冬に向けて、からだも変化していきます。

 

乾燥、冷え、呼吸、睡眠、筋肉の緊張。

どれも影響し合っています。

 

首や肩を冷やさない。

ゆっくり大きく息を吐く。

朝、身体を急に動かさず、ゆっくり伸ばす。

 

そんな小さなことでも続けてみると、身体は変化します。

「いつもと少し違うな」と感じたら、からだに目を向けてみてください。

 

秋の変化を感じながら、冬に向けて少しずつからだを整えていきましょう。